国土交通省が20年度までの時限措置として15年4月に開始した外国人建設就労者受け入れ事業。
こちらの受け入れ人数が「18年12月末時点で4300人を超えた。」
との記事が発表されました。
国別ではベトナムが約2000人と最も多く、中国、フィリピンと続いている。
職種別では鉄筋施工が800人超で、とび、型枠施工・・・・とのこと。
この事業は東京五輪に備え、建設特需に対応した時限措置ですが、
近年は、建設分野に携わる外国人の数は増加傾向。
国交省や厚生労働省の調査によると、18年は約6万8000人で、11年と比べると5倍以上増加しているとのこと。
確かに実感します。わが地域も、すれ違う外国人の方が大幅に増えました!!
そして、いよいよ導入される、改正出入国管理法(入管法)に基づき、
新たな在留資格で外国人の受け入れはますます拡大します。
建設分野では、新制度開始5年間で最大4万人を上限に受け入れる見込み。
その新制度「特定技能1号」を活用したいと答えている企業は18%(建設工業新聞による)とのこと。
弊所にもお問い合わせは早くも増えております。
なので、もっと多いかなぁと思っていました。
いずれにせよ、労働力の確保が課題の現状。
少しでも戦力がほしい事業者様はたくさんいらっしゃいます。
社長様とお話していても、「人手不足」が話題に上がらないことはないくらい。。。
そのお手伝いをさせていただいておりますが、
外国人を雇用した後の、この日本の受け入れ態勢がまだまだ追いつかない部分が多い中、
地域、学校、などなど、早急に対応していかないと・・・・。
この部分は、不安しかないですね。