面接交渉権というと難しく感じますが、離れて暮らすことになった親が、子どもと交流するための取り決めのことです。
子どもと会ったり、電話で話したり、メールでのやり取りまで取り決めることがあります
離婚となると気持ちの整理がつかず、「別れた相手に会わせたくない」という気持ちになったり、逆に、「子どもに会いたくない」など心境は複雑になることも多いですが、離れている親と会うということは、子どもにとって大切な権利です
一方の親と離れて暮らさなくてはならなくなった子どもにとって、会いたいと思う気持ちやつながっていると感じる気持ちを大切に考えて話し合いをすすめていきましょう
間違っても親の満足のために子どもの気持ちを後回しにしないように気をつけたいものです
自分の気持ちを抑えることは難しいことですが、何より子どもの気持ちを一番に考え話し合ってください
ただ、家庭内暴力による離婚や子どもに悪影響を及ぼすと思われる場合には、距離をおく方が子どものためになることもあります
なによりもまず、子どもにとって一番いい方法を考えましょう
話し合いで合意ができないときは調停や審判によって取り決めをすることができます
Q.どれくらいの頻度で会わせるのがいいですか?
A.こちらも決まりはありません。
週末や月に1回、半年に1回、夏休みや冬休みなどに宿泊を伴う旅行へ行く
など話し合いで合意できればいいのです
ただ、あくまでも子どもの都合を優先的に考慮してあげましょう
Q.子どもが会いたがらないのですが・・・
A.まずは子どもの気持ちを優先的に考えましょう
なぜ、会いたくないのか?家庭内暴力などが理由の場合は、
無理に会わせることは子どもにとって悪影響の場合があります
その時はしばらく時間をおくのも大切なことかもしれません